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「CraftTea.tokyo」では、単価の下落が続き、疲弊している茶業界を活性化するために、価値あるお茶を適正価格で販売することにチャレンジします。

まずは、食マーケティング総合企業であり、多くのサブスクリプション型店舗を手掛ける株式会社favy(代表取締役社長:高梨巧、本社:東京都新宿区)が10日10日(土)にオープンする店舗「サブスクスタンドフラット」(小田急エース北館地下街)にてテスト販売を開始します。

第一弾として提供するお茶は静岡県・鹿児島県のお茶5種類で、農林水産大臣賞など数々の受賞歴のある石川製茶株式会社(本社:静岡県島田市)の茶師・石川幹浩氏が厳選したものです。「CraftTea.tokyo」では、日本茶カフェで飲めば1杯1,000円はする高級日本茶が月額2,000円(税込)で飲み放題となるサブスクリプションプランを提供します。

1日平均約353万人が利用する新宿駅をテスト販売を実施し、将来的には、都内をはじめ全国に店舗を展開していく予定です。

【CraftTea.tokyo】
全国の産地、農家からシングルオリジン(農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたもの)のお茶を仕入れ、販売するブランド。ただ緑茶を販売するだけでなく、「上質で美味しいお茶を、いつも通る便利な場所で注いでくれるサービス」を提供し、手軽に日本茶が飲める機会を創っていきます。
https://craft-tea.tokyo/

【実施店舗】
店舗名:サブスクスタンドフラット(サブスプリクションでドリンクを販売するお店)でCraftTea.tokyoのサービスが利用できます。
所在地:東京都新宿区西新宿1丁目西口 小田急エース北館地下街1号 39番区画
https://flat.cafe/

【商品・サービス】
favyが運用するアプリをダウンロードして会員になれば誰でも利用可能です(月額:税別2,000円)。マイボトルを持参すれば、いつでも回数制限なく、高級日本茶(温度50℃でじっくり抽出したもの)とティーパック(4g)を提供します。日本茶の残量が少なくなったら、水またはお湯を継ぎ足せば、1日中楽しむことができます。ボトルを再利用できることで、脱プラスティック社会にも貢献します。

【テスト販売で使用するお茶の品種】
①品種:つゆひかり、農園:静岡県牧之原市
②品種:あさのか、農園:鹿児島県南九州市知覧町
③品種:さえみどり、農園:鹿児島県南九州市知覧町
④品種:べにふうき、農園:静岡県牧之原市
⑤品種:やぶきた、農園:静岡県島田市
【経緯と背景】
茶業を取り巻く状況は、栽培面積・生産量の減少、茶価の低迷、それに伴う後継者不足に見舞われ、急速に耕作放棄地が増加するなど、悪化の一途をたどっています。その背景には、ペットボトル茶の普及により価格の安いお茶の需要が増えたこと、リーフ茶(急須で淹れて飲むお茶)の需要が減ったことなどが挙げられます。

私たちが本社を構える静岡県川根本町は、令和2年に開催された第74回全国茶品評会で産地賞を受賞し、個人賞でも普通煎茶4㎏の部で1,2,4位に入賞するほどのお茶の産地です。しかし、川根本町とその周辺地域も例にもれず、茶業界は苦しんでいます。茶業関係者と意見交換する中で、上質なお茶のニーズが減り、単価も下落した上に、在庫を抱えている現実を知りました。静岡県をはじめ日本全国には歴史ある茶の産地が多数あり、そこには「上質なお茶を作る技術」があります。しかし、このままでは、廃業とともに数百年の歴史を持つその技術が失われてしまう。そのことに対し、私たちは強い危機感を抱いています。

私たちは、なんとかして「上質なお茶」を「適切な価格」で「たくさんの人に届けられる」仕組みを作れないかと考えました。先行事例がないかを調べたところ、favy社がサブスクリプションという手法を使い、コーヒーマフィアを始めとする数々の成功を収めていることを知りました。そこで、favy社に協力を依頼し、上質なお茶が飲み放題になる、サブスクリプション型のサービスをスタートすることにしました。

取り扱うお茶にもこだわりを持っています。各種お茶の品評会等で何度もトップを獲得している、気鋭の茶師・石川幹浩氏に、商品ラインナップの監修を依頼しました。今後は石川氏とともに、こだわりを持って上質なお茶を生産している農家を共に探索し、シングルオリジンの商品ラインナップを充実させていきます。

「CraftTea.tokyo」は、飲み方や美味しさを新しい形で発信することで、「お茶離れ」している現代人に本当のお茶の味を知っていただき、「お茶のある日常」を取り戻します。そして、新しいお茶の需要を生み、生産者に還元できるだけの利益を確保することで、茶産業全体を持続可能なものにしていきます。

【㈱KAWANEホールディングス】
「事業を通じて地域課題を解決する」を経営理念に、2020年1月6日に川根本町で設立。代表取締役の迫洋一郎はインドに本部を置くIT企業・ゾーホージャパン株式会社の前社長。2017年4月に川根本町にサテライトオフィスを開設して以降、さまざまな形で地域貢献してきた。しかし、毎年200人強の人口減少を目の当たりにし、「魅力的な企業、魅力的な仕事があれば、人口流出は起きない」という想いを強くする。昨年12月にゾーホージャパンの社長を退任後、その想いに共感した仲間5人とKAWANEホールディングスを設立し、現在に至る。

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