茶寿(ちゃじゅ)のおはなし

 (2835)

「茶寿(ちゃじゅ)」という言葉があるのをご存知ですか?

茶寿とは、賀寿のひとつで108歳のお祝いに使われている言葉です。

「茶」の字を分解すると、草冠が2つの「十」に、下が「八十八」となり、20と88を足すと108になることが所以です。

このように、寿命が長い永年作物であるお茶の木は古くから長寿のシンボルと考えられてきました。

緑茶の健康パワー

 (2842)

日本の伝統的飲み物である“お茶”(緑茶)。

国内ではお茶離れが徐々に進む一方で、緑茶の健康効果についての研究が国内外で進行しており、緑茶に秘められた健康パワーが次々と明らかになっています。

緑茶を飲む習慣が死亡リスクを減らし、長寿につながるという研究結果が国立がん研究センターからも発表されています。

国立がん研究センターの研究結果では、最初の段階ではがんや循環器疾患にかかっていなかった40~69歳の男女約9万人(秋田県から沖縄県まで幅広い地域の住民)を、約19年間にわたって追跡した結果、緑茶を1日1杯未満飲む人を基準にして比較すると、緑茶を飲む量が多くなるほど、死亡率が下がることが明らかになりました。

死因別では、がんによる死亡リスクには男女とも有意な関連は見られなかったものの、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患では緑茶を摂取する量が多くなるほど危険度が有意に低下するという結果がでました。


「死亡リスクを低下させ、心臓や脳も病気から守る」。
この働きは、緑茶に含まれる「カテキン」「カフェイン」「テアニン」といった成分による複合的な働きによるものです。

渋みと苦み、うまみが重なり合うこれらの健康成分を、急須に茶葉を入れてお湯を注ぐだけで同時に取ることができます。あえてサプリメントを取る必要がなく、しかも経済的にもやさしいという、最も身近で健康効果を期待できる飲料です。

元気に長生きしてほしいから

大好きなおじいちゃん・おばあちゃんには、いつまでも元気で長生きしてほしいものです。

敬老の日や年祝い、ご年配の方のお誕生日祝いなどに、日頃の感謝や尊敬、そして「茶寿まで元気に長生きしてほしい」という願いを込めて、美味しいお茶を贈りましょう。
 (2839)

関連する記事

関連するキーワード

著者